◆西研・森下育彦『「考える」ための小論文』ちくま新書、1997年5月

小論文の参考書だが、どうやって「考える」ことを始めるのか、文章を書き始めるには何が必要なのかを説く。それほど奇をてらった内容ではないので、落ち着いて読める本。新書という性格上、やや解説が物足りないかもしれない。論文を書き出すための勘所は押さえていると思う。

西 研, 森下 育彦
「考える」ための小論文